2014.11.17掲載のリライト
変位~定義~
物体の運動を議論するためには
「物体の位置の変化をどのように表せばよいか?」
「いつ?」「どこに?」物体があるかを表す必要があります。

この物体が、点$A$から点$B$に移動した。
この移動したベクトル、$\vec{AB}$を変位と呼ぶ
「物体の位置がどのように変化するのか?」を表す為に導入するのが「変位」という概念です。
1次元で考えると
簡単に考えるために一直線上の運動として考えてみると、

この時の変位は$\vec{AB}$となり
\begin{eqnarray*}
\vec{AB}=\vec{B}-\vec{A}
\end{eqnarray*}
となります。
変位はベクトルで表します。
従って、大きさと向きを持った量になります。
変位と移動距離は似ているけれども違いがあります。
まず、
「変位はベクトル」
「移動距離はスカラー」
の違いがあります。
さらに、次のような場合は

このとき、変位は$\vec{AB}$になります。しかし移動した距離は
\begin{eqnarray*}
|移動距離|=| \vec{AB} |+ |\vec{BC} |+ |\vec{CB}|
\end{eqnarray*}
となります。
混同しないように注意しましょう。